The Fifth ACGG-DB Meeting Report: Towards an International Glycan Structure Repository
Kiyoko F Aoki-Kinoshita, Hiromichi Sawaki, Hyun Joo An, Matthew Campbell, Qichen Cao, Richard Cummings, Daniel K Hsu, Masaki Kato, Toshisuke Kawasaki, Kay-Hooi Khoo, Jaehan Kim, Daniel Kolarich, Xianyu Li, Mingqi Liu, Masaaki Matsubara, Shujiro Okuda, Nicolle H Packer, René Ranzinger, Huali Shen, Toshihide Shikanai, Daisuke Shinmachi, Philip Toukach, Issaku Yamada, Yoshiki Yamaguchi, Pengyuan Yang, Wantao Ying, Jong Shin Yoo, Yan Zhang, Yang Zhang, Hisashi Narimatsu
Glycobiology, Volume 23, Issue 12, December 2013, Pages 1422–1424.
https://doi.org/10.1093/glycob/cwt084
塩基配列やタンパク質の構造は固有の識別子を付与するシステムが確立されていたが、糖鎖構造にはそのようなシステムは開発されていなかった。このことが糖鎖科学の発展を妨げている一つの原因であると考えられる。このような背景から、大連(中国)で開催された第5回ACGG-DB(Asian consortium for glycobiology and glycotechnolgy-database)会議において、国際糖鎖構造リポジトリに関する合意が得られた。このリポジトリは、曖昧、単糖組成などを含むすべての糖鎖構造に対して固有の識別子を提供し、任意のリソースから糖鎖構造を識別することを容易とすることができる。本論文では第5回ACGG-DBにおいて議論された内容について報告している。