公益財団法人野口研究所

野口研究所とは?About Us

ご挨拶

理事長 白井 博史

 公益財団法人野口研究所は、我が国化学工業界のパイオニアであり旧日窒コンツェルンの創始者である故野口遵がその私財を投じて1941年に設立した研究所です。設立趣旨は「本研究所は化学工業の振興を期するため、諸般の研究並びに調査を行うとともに、広く重要なる研究に対し援助をなし、なお研究者の養成、発明考案の工業化等にも力を注ぐこととする」となっています。設立以来、時代や環境の変化に対応しながら幾多の試練を乗り越え80年以上の歴史を歩んで参りました。
 現在は公益法人として設立時の精神を基本理念として尊重しつつ、今日の社会ニーズを見据え、広く公益に資することを目的に研究、研究助成及び人材育成の三事業を行っております。

 主要事業である研究については、核酸、タンパク質に次ぐ第三の生命鎖と言われる糖鎖に着目し、糖鎖バイオロジー分野に注力しています。当該分野において長年研究活動に取り組み、糖鎖合成技術、糖鎖解析技術および糖鎖機能解析技術などを蓄積して来ました。近年は糖鎖情報科学にも力を入れ、これまで蓄積してきたコア技術と情報科学の融合により糖鎖研究をさらに深化・高度化させたいと考えております。
 糖鎖が生命システムに及ぼす影響は徐々に解明されつつありますが、まだまだ未開の分野も多く残されています。研究を通じて糖鎖への理解を一層深め、未開の分野を解明することで社会への貢献を果たすことが我々の使命です。その為に大学や研究機関、企業などの外部のパートナーの皆様とも議論を行い、科学技術の発展や新事業の創出に向けての共創の実現を目指します。どうか皆様の方からもお声を掛けていただき、当研究所を活用していただきますようお願い申し上げます。

公益財団法人野口研究所
理事長 白井 博史